男装のコスプレで体型カバー(補正)する方法とおすすめグッズ

「推しのコスプレ衣装を着てみたけど、なんかイメージと違う。」

と思ったことはありませんか?

女性が身体の補正をしないまま男装をすると、身体のラインは女性的です。

細身の中性的なキャラクターや少年キャラであれば、胸をつぶしただけでもあまり違和感はありませんが、男らしい大人のキャラクターだと違和感を覚えます。

男性と女性の身体の作りには大きな違いがあるので当然です。

そこで、男性と女性の身体の差をできるだけ無くすために体型カバーをします。

コスプレをする際の体型カバーグッズにはたくさん種類があるので、この記事ではコスプレでの体型を補正する方法とおすすめグッズを紹介していきます。

コスプレで体型補正をしようとしている人は参考にしてみてくださいね。

①男女の体型の違いがわかる
②部分別の体型補正の仕方がわかる
③体型カバーのおすすめグッズの情報が得られる

男性と女性の体型は大きく違う

男性と女性の体型には、かなりの差があります。

基本的に女性は丸みを帯びていて柔らかい作りとなっているのに対して、

男性は直線的で硬い作りとなっているのです。

大人の男性のキャラを女性がコスプレする時に出てしまう違和感はそこにあります。

主に違ってくるのは、「肩回り」、「胸」、「ウエスト」、「お尻」、「脚回り」です。

ここを体型カバーすれば女性らしさが消え、男装がしやすいスタイルになります。

世の中には体型カバーグッズがたくさん販売されていたり、日用品を工夫して使う事もできるので上手く使ってコスプレの幅を広げましょう。

男女の身体は違いだらけなんだね・・・

部位別体型を補正する方法

ここからは、部位別に体型カバーをする方法を書いていきます。おすすめグッズも紹介するので参考にしてみてください。

肩回り

まず「肩回り」に注目してみます。

男性の肩幅は、女性の肩幅と比べて広いですよね。厚底ブーツなどで身長を高くしても肩幅は女性サイズなので貧弱に見えてしまいます。

そこで、肩を体型カバーするには、肩パットやヌーブラを肩に付けましょう。

制服や、ジャケットなど衣装にもともと肩パットが付いている場合は必要ありませんが、着いていない衣装の場合も肩パットやヌーブラを肩に着けると、服を着た時に逞しく見えるのでおすすめです。

「肩にヌーブラ?」と思う人もいると思います。

ヌーブラはバストだけでは無く、コスプレには全身使える便利アイテムです。

身体に盛れば筋肉に見立てることもできます。

男女キャラで活躍するのでコスプレイヤーは持っていて損はありません。

肩用の補正アイテムとして、ヌーブラの肩バージョン「パワーショルダーヌー」という商品もあります。これを使えば肩回りがグッと格好良くなるでしょう。

肩幅が無い人や、なで肩がコンプレックスの人、二の腕が太いのをカバーしたい人にもおすすめです。

他にも、有名な胸つぶしアイテム「Bホルダー」の肩バージョン「Bショルダー」という肩用の体型カバーアイテムもあります。

腕を逞しく見せるならクラッセの「マッスルパーツ腕」がおすすめです。

マッチョな逞しい腕に体型カバーできます。

上半身

男装では、女性の象徴とも言える「胸」をつぶしているコスプレイヤーがほとんどです。

しかし、胸をつぶしただけでは、男性的に見えないというのはご存知ですか?

男性の胸は胸筋があるので真っ平ではありません。

つぶしただけでは真っ平なので、より逞しく見せるには胸の体型カバーが必要です。

胸をBホルダーなどでつぶした後、胸の上部にタオルやキルト芯などを巻きましょう。

こうすると、少し段差ができるので胸筋を再現できます。

中に保冷材やカイロを仕込めば、暑さ対策や防寒対策ができ、季節に対応したコスプレが可能です。こだわって自作の胸筋を作るのもいいですね。

最近では体型カバーに、シリコン製のマッスルスーツを使用したコスプレイヤーが増えています。シリコンスーツが進化し、比較的低価格でリアルな男装ができるようになったからです。

アシストウィッグの「シリコンマッスルシャツ」や、amazonで販売されているシリコンスーツなど色や形、価格で好きな物を選びましょう。

高価にはなりますが、首まである物や、腕まである物だと、上半身が裸のキャラクターでもリアルにコスプレすることができます。

他にも、クラッセの「マッチョスーツ」など上半身が体型カバーできる男装アイテムも販売されています。

ウエスト

女性のウエストはくびれていて、男性のウエストは直線的です。

ウエストをより細くしたいと思っている人は、コスプレイヤーに限らず多いので補正アイテムも数多く存在します。

男装でもウエストをコルセットなどで絞っているコスプレイヤーは多いですが、男性の体型になるかと言えば、答えはNOです。

逆に、より女性的になってしまうでしょう。膨らんだお腹を目立たないようにしたいという目的ならば良いと思います。

舞台などで、女性が男性の役をする時には、ウエストは絞りません。

逆にウエストを太くして直線的なスタイルに見せています。

洋服店などでサイズを見ればわかりますが、細身の男性でも女性よりウエストは太いです。

なので、男らしい体型に補正するにはウエストを太くしましょう。

ウエストを太くするには、くびれている部分にタオルやキルト芯を巻きます。

タオルやキルト芯を巻けば、お尻と腰の段差が無くなり、男性的なスタイルに見せることが可能です。

お尻

お尻の場合は、女性的な曲線を描いたお尻を、男性的な直線形に体型カバーします。

お尻を体型カバーするのに便利なアイテムが「ガードルショーツ」や、アシストウィッグの「DANJIRI」です。

ガードルショーツは市販の物で大丈夫ですが、そのままは使いません。

そのまま履くとウエストを押さえ、ヒップが上がった女性的なお尻になります。

ガードルショーツはウエストをカバーする力が強いのでそれを逆手に取り、前後逆向きに履くのです。こうすればガードルショーツがお尻を押さえつけ、スマートにすることができます。

前後逆向きに履いているので、モゴモゴしたり、動き辛いというデメリットはあると思うので、気になる場合はアシストウィッグの「DANJIRI」をおすすめします。

「DANJIRI」は、アシストウィッグから発売されている、男装コスプレ用の補正下着です。

名前の通り男尻のようなフラットなお尻になれます。

「DANJIRI」は前後逆に履くことは無いので動きやすく快適に過ごせるアイテムです。

脚回り

脚回りの体型カバーは、目的によって使い分けるのがいいでしょう。

特にマッチョでは無いキャラの場合は、女性的な太ももを細くするために着圧レギンスがおすすめです。着圧レギンスは市販の物で大丈夫です。

脚がマッチョなキャラクターには、クラッセの「マッスルパーツ脚」がおすすめです。

部分的に筋肉を盛りたい場合は、肩回りにも使ったヌーブラや、アシストウィッグの「ぱっと筋肉」を使えば、筋肉質な足に見せることができます。

身長

男女の体型の違いで一番顕著なのが身長ではないでしょうか?

やっぱりキャラクターと同じか、それに近い身長でコスプレしたいですよね。

特に、二次元キャラの身長は高めの設定が多いので身長の低いコスプレイヤーには困り物。

厚底の靴を履けばキャラクターの身長に近づくことはできますが、スニーカーやビジネスシューズのキャラは厚底では無いので少し違和感があります。

厚底は履けないけど身長が盛りたい場合は、「シークレットシューズ」か「厚底インソール(中敷き)」を使いましょう。

クラッセで販売されている靴が種類も豊富でおすすめです。

クラッセのシークレットシューズは「ビジネスシューズ」、「スニーカー」、「ブーツ」があり、それぞれ10cm近くUPするので、通常の厚底のように靴底だけ間延びした感じになりません。

さらに靴の中へ「厚底インソール(中敷き)」を入れれば、より数センチ身長を伸ばすことができます。

「厚底インソール」は、100均などでも購入できるので手軽に手に入ります。

体型カバーをして憧れのキャラに!

まとめ

男装コスプレでの体型カバーの方法とおすすめグッズいかがでしたでしょうか。

日常生活でも補正下着などで体型補正をすることはありますが、男装コスプレでの体型補正は異性の身体を目指すため、また違った方法で体型カバーをします。

体型補正をして格好良く衣装を着こなしましょう。