露出の多いコスプレは、どうやって露出対策するか悩みますよね。
二次元のキャラクターは、とてもデザイン性の高い衣装を着ています。キャラクターによっては、肌色面積の広い、所謂露出キャラも多いです。
「露出の多いキャラのコスプレをやりたいけど、どんな露出対策があるの?コスプレする場所は?」
今回はそんな悩みに現役コスプレイヤーの観点から答えていきます。
露出キャラのコスプレをしようと思っている人は参考にしてみてくださいね。
①露出キャラをやる場合のマナーが学べる
②露出キャラをやる場合の注意点がわかる
③コスプレの露出対策ができるようになる
目次
コスプレでの露出対策マナー
TPOをわきまえましょう
コスプレで露出キャラをする場合は、TPOをわきまえてコスプレをしましょう。
TPOとは、Time Place Occasionの略で、「時と場所と時間」の意味です。
いくら露出キャラをやりたくても、自分の勝手だけでコスプレをしてはいけません。
イベントにはルール(規約)というものが存在します。どんなコスプレはしてはいけないか、持ち込みをしてはいけない物などが記載されているのでルールには従いましょう。
イベントのルールはイベントごとに違うので規約をよく読んでから参加するようにしてくださいね。規約はイベントの公式サイトなどで見ることが出来ます。
特に、コスプレイヤーではない一般人が多くいる街中でのコスプレイベントは、厳しい露出規制があります。「少しでも下着が見えたらアウト」など、露出キャラにはとても厳しいものです。一般的に考えて、パンツが見えているような人は普通街を歩いていませんよね。
ルールを破って露出キャラクターのコスプレをすれば、怒られたり、嫌な目に合ったり、警察に通報されてしまうこともあるかもしれません。
そればかりか、イベントの開催地にも迷惑がかかり、「この会場ではコスプレは一切禁止」なんてこともあり得ないことでは無いのです。
きちんとイベントルールを守り、露出対策をしっかりしたコスプレをしましょう。
露出キャラなら宅コスやスタジオがおすすめ
露出キャラのコスプレをするなら、宅コスやスタジオがおすすめです。
宅コスとは、自宅でコスプレをすること。
自宅でのコスプレなら露出対策はいらないので、キャラクターと全く同じ露出度でコスプレをすることができます。お部屋を好きなようにカスタマイズしたらスタジオ並に!というコスプレイヤーも多いです。
原作にあるシチュエーションの部屋を再現したらテンションも上がるかもしれませんよ。
露出キャラのコスプレイヤーがコスプレをすることが多いのが、スタジオです。
スタジオを貸し切ってコスプレをすれば、ある程度なら露出が高くても人の目が無いので、のびのびとコスプレが出来ます。スタジオによっても利用規約があるので気にするようにしてみてください。
また、シェアスタジオでは、他のコスプレイヤーやカメラマンとスタジオをシェアするので、貸し切りスタジオよりは露出対策をするべきです。
個撮には要注意
たまに、twitterやSNS(コスプレイヤーズアーカイブ、ワールドコスプレなど)で、
「個人的に撮影をしたいので、スタジオで撮らせてください」とカメラマンからメッセージが届くことがあります。
撮らせてくださいとメッセージをもらうのは嬉しいですよね。
コスプレ初心者には、「こういうこともわりとあるのかな?」と思って気軽に応じてしまう人がいるのですが、その選択ちょっと待ってください!
「個人的に撮らせてください」というメッセージのほとんどは若い初心者のコスプレイヤーを狙った身体目的の悪質なメッセージです。
知らない人とスタジオで2人きりになってしまったら、どんな事があっても助けは来ません。もしかしたら、スタジオではなく、自宅やホテルに連れ込まれるという事もあり得ます。
確かにホテル撮影というものもコスプレにはあるのですが、初めて会う異性とは基本的にホテル撮影はしません。異性とのホテル撮影は、初めてではなくても警戒するものです。
良いカメラマンは多いですが、中には悪質なカメラマンも居ます。
少なくとも、突然いきなり「撮らせてください」とメッセージを送ってくるカメラマンに良いカメラマンは居ません。
twitterなどでも悪質なカメラマンの情報は周ってくるので気になるカメラマンが居たら評判を探してみるといいですね。
露出コスプレをする場合はより、気を付けましょう。
露出キャラをやるときは注意も必要だね
おすすめの露出対策
ここからはおすすめの露出対策を紹介していきます。
全身の露出対策
紐の様な服しか纏っていないような衣装の場合は、全身を覆えるボディースーツや、レオタードがおすすめです。全身を布で覆ってしまえば、自分の肌はほとんど見えなくなるため、上から着る衣装はどんなものでも可能になります。
上半身の露出対策
上半身の露出対策は、主に胸元中心になります。
「鬼滅の刃」の甘露寺蜜璃など胸が衣装から出ているキャラクターは、露出対策として「おっぱいNEOsister」という露出対策アイテムを使っているコスプレイヤーが多いです。
「おっぱいNEOsister」は、装着するタイプの豊胸アイテム。
露出対策にもなるので、胸が衣装から出ているキャラクターにおすすめです。
自分の胸を生かしてコスプレする場合には、ヌーブラとニップレスをおすすめします。ヌーブラだけでもいいですが、万が一ヌーブラが剥がれてしまった場合、ニップレスを着けておけば乳首を隠すことが出来ます。絆創膏でも代用可能です。
胸元に穴が開いている衣装など、ヌーブラが使えない場合は、胸元の穴に伸縮性のある肌色の布を貼ったり、ニップレスだけの場合は、絶対に剥がれないように上からテープで固定するようにしましょう。このとき使うテープは、肌に優しいものにすること。でないと剥がすときに痛い目を見ます。
下半身の露出対策
下半身の露出対策は、厚手のストッキングを履くのがおすすめです。厚手のストッキングなら冬は防寒にもなりますし、一石二鳥でおすすめです。
使うストッキングは、オールスルータイプで五本指のものが良いでしょう。
オールスルータイプのストッキングは、普通のストッキングにある、足の付け根の切り返しが無いタイプのストッキングです。レオタードのような衣装でも、まるでストッキングを履いていないかのような自然な足に見せてくれます。
つま先は普通の袋状タイプでは無く、五本指タイプがおすすめ。
五本指タイプのストッキングなら、素足のように見せる事ができ、サンダルも履けるので水着や着物でも大丈夫です。
スカートなど、上から衣装を着ることができるなら、見せパンを履きましょう。
ストッキングの上から見せパンを履くのがポイントです。
ボディーラインが出てしまうような衣装の場合は、Tバックや、前張りを貼るのもおすすめです。パンツのラインが出てしまう衣装は、Tバッグや、前張りを貼れば身体のラインが綺麗に出ます。
ここで注意したいのが、下着が見えるのは露出対策にならないことです。Tバッグや前張りは下着です。必ず上から衣装や露出対策アイテムを着たりして下着が見えないようにしましょう。
露出対策アイテムはたくさんあるよ!
まとめ
おすすめのコスプレ露出対策いかがでしたでしょうか?
露出の多いキャラクターのコスプレをするには、露出制限内でするしかありません。
悲しい話ですが、露出キャラのコスプレをしていると変質者や、性犯罪に巻き込まれる可能性が上がります。露出制限をすれば、ある程度は防ぐことが出来るので自分の身を守る為にも露出制限はしっかりしましょう。
制限は多いですが、規約は会場やコスプレイヤーの品性を保ったり、コスプレイヤー自身の身の安全も守ってくれているのです。
節度を守って楽しく露出キャラのコスプレをしましょう。